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生後4ヶ月頃の赤ちゃん

今までは目線で追いかけていたものを首を振って動くものをみつめます。まだそれほど動けないので行動範囲は狭いですが、少しずつ寝返りのような動きをし出します。早い子では生後5ヶ月ぐらいまでに寝返りができるようになりますので、ベッドや布団から落ちないようにそばを離れる場合は注意しましょう。
生後4ヶ月頃の特徴
- 目で追うから首で追うようになる
- 身の回りのものをつかむようになる
- 果汁などを飲むようになる
- スプーンで少しずつ飲めるようになる
身長・体重
ウチの子のデータでは生後4ヶ月で体重は6490gで身長は約65cmになり、体重は産まれたての頃の2倍以上になりました。身長も15cm伸び明らかに最初の頃より大きいため、この時期に新生児の頃の写真を見るとすでに『こんなに大きくなったの?』と感じてしまうほどです。顔もずいぶん変わってきますので、写真などの成長の記録をしっかりと残しておいてあげましょう。
果汁をあげてみる
母乳やミルク、麦茶や白湯(さゆ)ぐらいしか飲んだことのないこの頃の赤ちゃんですが、味のあるおいしい果汁などを少しずつあげていきましょう。最初は30cc程度の量からが目安で、家で搾ったりしたものではなく、赤ちゃん用に売っているものをあげるのが無難でしょう。ウチの子は、最初の頃からおいしそうに一気に飲み干しました。味もオレンジ、りんご、グレープなどいろいろ入ったものがセットで売られています。だいたいどの味も喜んで飲むと思いますが、あまりにもお腹が空いている時にあげるともっと欲しがる可能性があるので、ウチではミルクとミルクの間やお風呂上りなどのタイミングで30〜40ccを与えるようにしていました。
スープをあげてみる
果汁と同様に、こちらも食事感覚で少しずつあげてみましょう。ウチではスプーンでスープをあげることによりスプーンを使う練習にもなっていました。口を開けてもうまく飲み込めずこぼしてしまう時もありますが、先の柔らかい赤ちゃん用のスプーンを使うと安心してあげることができます。
ミルクの遊び飲みを始める
粉ミルクを与えている場合は特にですが、これまでは比較的に与えられた量のミルクをグビグビと飲み干すパターンが多かったのですが、少し飲んではやめたり、最後まで飲み干さずに飲む量も減ってしまう時期があります。
これは自分で飲む量を調節するようになり意思の表れでもあるようです。飲むのに時間がかかったり、量が少なくなったりで心配になるかもしれませんが、赤ちゃんにはその量が適量だと自分で判断していますので、無理に空っぽになるまで飲ませることはないでしょう。量が少なくて気になる場合は、少し時間をおいてから果汁やスープを飲ませてあげるのもよいでしょう。
身の周りのものを掴むようになる
赤ちゃんの周辺にある枕やタオル、小さいオモチャなどを自分で掴むようになってきます。ですが、しっかりと掴むわけではなく、オモチャなどは手にしますがいつの間にかポイッと捨てるように落ちるといった具合で、まだ自分で持っているという認識はないようです。
ガラガラや握って遊ぶオモチャなど、手で握る感覚を覚えさせるような仕組みのものもあり、新しいことを覚えさせるためにそのようなオモチャを触るのも発育には良さそうです。
この頃の行事
お食い初め
お食い初めとは、これから一生食べるものに困らないようにとの思いをこめて、生後100日目に赤ちゃんに食べる真似をさせる儀式です。地域によっては生後100日を過ぎてから行うところや、呼び名も“百日祝い”などいろいろな呼び方があるようです。
きちんとした儀式で行う場合は、ご飯もの・汁もの・魚などを口に運ぶ順番もあるようですが、ウチでは赤飯と魚だけ用意し、お宮参りの際に神社でもらったお箸と新品のベビー食器を使用して自宅で行いました。最近では日時をずらして休日におこなったり、パパとママだけでおこなったりと簡単にすませる家庭も多いようです。
ある日の流れ(生後4ヶ月)

ウチの子はかなり長く寝るタイプだったらしく、生後4ヶ月頃でも1度8時間ほど寝ることは珍しくありませんでした。
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